ぷかぷかおふね

World of WarShipsについて文章を残します。

「レーベレヒト・マース」が強・・・くはないけど、弱くもない!

あいぬんしぇーぬんたーく!

彼の名前はMAASS!(assではない

レーベくん、レーベくんって呼んでいたのに

表示名がマースくんで困惑したのは私だけでしょうか。

 

ところでドイツ駆逐艦ツリーって人気なくないですか?

未だにWikiで情報が揃わず、議論も盛んにならず。

使用感が知りたくも全然見当たらないので困っていました。

 

困りながらも、フリー経験値ですっとばし

恐らくドイツ駆逐艦の中でも標準的な性能であると思われる

Tier7「Leberecht Maass」をそろそろ卒業するので

独駆のアイデンティティを、、、

特に”発砲ペナルティ”について、使用感を踏まえて書き記します。

 

 

 

 

Maassは簡潔に述べると

 

APの威力が高く(強いとは言っていない)

魚雷は使い勝手が良く

機動性は並。

隠蔽の発砲ペナルティが凶悪じみた弱さであり

そのくせ煙幕は効果時間が短い。

が、ソナーを持つというスーパーアイデンティティ

 

つまるところ、

良くはないが、悪くもない。

強くはないが、弱くもない。

という感想に行き着くと思います。

 

魚雷が良い?なら他の駆逐艦で良くない?

レーベくんだからこそ楽しめるポイントってなんだろう。

そう考え、いろいろと思ったことを書いていこうと思いました。

 

 

 

さて駆逐相手、戦艦相手はどうなのかを話す前に

まず最初に詳しく知っておかなければならない事があります。

 

隠蔽発砲ペナルティが壊滅的に悪いという点についてです。

 

この特性は駆逐艦では初めてなのではないでしょうか。

その上にTier10になったとしても改善されることのない致命的な”呪い”。

例を挙げるとMaassくんは隠蔽マシマシで6.8km、主砲射程は伸ばして13kmあります。

そこで主砲を撃ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

隠蔽14.1km!!

 

巡洋艦かな?

いやね、別に良いんですよ。

隠蔽撃ちは嫌われている存在ですし。

駆逐艦で隠蔽撃ちができないみたいな試みは良いと思います。

 

ですがね、ソ連駆逐艦と違ってドイツ駆逐艦はHE弾や素の隠蔽などの違いから

遠距離から延々と撃ち続けるタイプではなく駆逐処理の場面が多いと思うのですよ

 

そこでね致命的な欠陥となってしまうのです。

 

 

 

おそらく全てのドイツ駆逐艦乗りの間ではあるあるネタとしての

共通認識がある状況を図にしてみました。ご覧ください。

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これは占領地かなんかで駆逐艦同士の撃ち合いをしていた時に

敵の駆逐艦が煙幕を展開した直後の状況です。

 

分かるでしょうか。

敵の駆逐艦と自分との間の視界は煙幕によって切れお互いに見れない状態です。

しかし、ドイツ駆逐艦は小競り合いの時の致命的な発砲ペナルティにより

14kmも向こうにいる敵艦にしばらく補足され続けます。

 

機動性が特段優れているわけでもないので、

敵艦の援護射撃は無視できず、煙幕内に隠れた敵駆逐艦にも撃たれるという地獄絵図。

この発砲ペナルティこそがドイツ駆逐艦における最大の悩みではないでしょうか。 

単独行動のしにくさは一級品です。

 

 

一方で、敵駆逐艦が煙幕を展開したとき、有利な展開に持っていく切り札があります。

そう水中聴音機。ドイツの科学力、ソナーです。

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ソナーは言わずもがな魚雷の早期発見と短距離ながらレーダーの役割を発揮します。

煙幕に隠れた敵艦に5km程度まで接近すると一方的な発見が可能です。

その際、周り14kmに敵艦がいなければ攻撃しても一方的は発見が続くので

占領地などに篭った敵駆逐艦をぶん殴る時には無類の強さを発揮します。

 

が、この煙幕へのカウンターにあまり執着しないほうが良いとは思いました。

たしかにカウンターが決まると爽快感がMAXになるわけですが、

その機会は多くなく、温存していると無駄になりがちになってしまいます。

 

ソナーには魚雷早期発見の効力もありますよね。

置き魚雷に接触して「破壊的一撃」、、という駆逐艦の悪夢を少しでも減らすために

敵の魚雷がヤバそうなら保険のために使っておくというのがメインであるべきだと思いました。

 

 

 

発砲ペナルティとソナーについてはこれくらいにして

 

 

対駆逐戦は並の砲撃駆逐程度の仕事はできます。

HEの威力が低いとは言え、当てやすい方ではあるので並でしょう。

また高威力のAPは腹を晒した駆逐艦に比較的有効であり

一斉射2000~3000近くまで与える時がある瞬間火力は中々魅力的なポイントです。

が、駆逐艦であっても少し傾けられると途端に弾かれるので

APとHEの切り替えをどう判断するかが求められる事になります。

 

問題なのは発砲ペナルティで遠くの敵にバレて援護射撃されてしまう点に尽きます。

 

 

対戦艦、対巡洋には砲撃で燃やすという方法で強く出れるタイプではないと思います。

隠蔽撃ちが出来ない、HE性能が低い、煙幕持続が短いなど様々な理由からです。

巡洋艦の腹ぐらいならAPでぶん殴れると思っていたのですが、

わりと弾かれるといった印象。

かなり近づくとイケるらしいのですが基本的には微妙でしょうかね。

 

しかし魚雷での対応はなかなかの結果を出します。

射程が長いわけではないものの、雷速と被発見距離から命中度が高い方で

準備時間も短い事から使える場面が多く、便利なウェポンです。

 

 

 

 

 

こうしてみるとドイツ駆逐艦でしか味わえない爽快は

・ソナーで煙幕内を曝け出す。魚雷を見つけまくる。

・横腹晒した駆逐艦をAPでガツンと殴る。

の2点なんじゃないでしょうか。(もっとあると思いますが思いつかn

 

これを意識しはじめてから、妙にMaassに乗るのが楽しくなってきました。

最初は面白みのない艦だと嫌気がしていたのですが

やっぱり、強みを活かすとたのしいですよ!

そう強くはないけど、弱くないし楽しい!

 

上記の2つの爽快は制圧戦での駆逐艦同士の争いでは

なかなか出会う場面も多く、期待できます。

 

 

制圧戦ってこんなに楽しかったんですね!

そう思えるように、みなさんもドイツ駆逐艦ツリー始めませんか。

 

 

 

 

 

 

 

でもやっぱり発砲ペナルティおかしいから直してくれWG。